こんにちは。
春といえばお花見の季節ですね。日本同様にNYでもお花見スポットは沢山あります。中でもセントラルパークは様々なポイントで咲いていて在住者にも人気ですが、何年も見てると少々飽きてくる…。
ということで、今年は初めてブルックリン植物園に行ってみました。入場料がかかることもあり、人によって意見が分かれると思いますが、私は行って良かったなと思ったのでシェアしたいと思います!
Brookyn Botanic Garden
ブルックリンのProspect Park内にあり、ブルックリン美術館に隣接しています。この公園内には動物園もあり、比較的大きな公園のようです。
アクセス
公共交通機関で行くには若干アクセスが悪いように思います。また、アジアンヘイトに起因したSunset parkでの発砲事件や直近のHoyt-Schermerhorn Stsでの発砲事件など、ブルックリンエリアで発生した地下鉄内での発砲事件の衝撃が後を引き、日中とはいえ地下鉄に乗って向かうのは個人的に憚られます。
”安全はお金で買うしかない”と判断し、往復Uberで向かうことに。入場料と合わせるとまあまあ高くつきました(笑)
内観
オンラインで事前にチケットを購入していたので入場口でバーコードを見せて無事入場。
中へ進むといきなり満点の桜がお目見えです。

Cherry Walk。舗装された道の両脇にずらっと桜並木が続いています。八重桜かな?花弁が多く色が濃くて綺麗~!

こちらはCherry Esplanade。先ほどの舗装された道のすぐ隣のエリアです。桜のアーチに緑のカーペット。コントラストが最高に美しいですね。景色に見惚れてしまいウットリしながらお花見です。


芝にシートを敷いてピクニック風な方々が沢山いました。この桜を眺めながらゆったり過ごすのは贅沢な気分になりそうですね!子供たちが大はしゃぎしていて可愛かったです。濃ピンクだけでなく白っぽい色味の桜も咲いていて紅白のコントラストも綺麗です。
移動して次は日本庭園ゾーンへ。

Japanese Hill-and-Pond Gardenへ。雰囲気ある佇まいの門。

入口近くに枝垂桜がお出迎え。少しピークを過ぎているように思いますが、優美さを感じる雰囲気ですね。


小さな滝に青々とした緑たち。心なしかマイナスイオンを感じます(笑) 池の脇にある岩の上で休む亀の姿も可愛いです。


なにココ日本なの?と錯覚するほど本格的な日本庭園!左を見て右を見て、優雅な雰囲気と反対に首が大忙し(笑)
アオサギ?とシロサギが居たのですが、この庭園で飼育されているのでしょうか?趣がある場所には趣がある生き物がいるんですね。シロサギ越しの桜や鳥居が良い景色でした。


池に突き出るようにして建てられたスペース。日本庭園によくあるコレ何と呼ぶのでしょうか?ここから見る景色が借景としてとても絵になります。私も座って見たかったのですが、ここだけ混雑していて諦めました。
日本庭園を出て植物園の奥まで進むことに。


Lily Pool Terraceと呼ばれるエリアは洋風な雰囲気で脇には種類も色も様々なチューリップが咲いていました。向かいにはカフェがあり、ほっと一息つける場所が園内にもあります。


更に進んでいきます。薄々感じてはいたのですが、入口付近の桜は満開で綺麗な反面、奥のゾーンはまだ草木が芽吹いておらず冬さながらの光景でした。


背が高い針葉樹やシャネルの代名詞カメリアが咲いていました。入口付近や日本庭園とは異なる植生のようで、景色が少しずつ様変わりしていくので飽きずに回れました。
最後に
初めての訪問でしたが個人的には大満足!中は広すぎず狭すぎず丁度良い広さなのもGOOD。上記でも書きましたが開花状況を公式サイトで確認できるので「折角行ったのに咲いてなかった」という事はほぼ無いのも良いですね。
マンハッタンには桜は咲いていても桜並木とその下を歩けるスポットは限られるので、お花見スポットとしては個人的に激推しですが、日本庭園を除いてその他エリアはかなり寂しい景色だったのも事実です。
暖かくなってからの方が植物園全体が青々として見応えありそうですが、そうすると桜は諦めないといけません。どちらが見たいのかを考えて行く時期を決める必要がありますね。でも一度は行く価値あると思います!
あの桜を見ながらピクニックシートを広げてゆったり過ごしてみてはいかがですか?